新潟県酒造組合「にいがた酒の陣」アドバイザリー支援

2003年からのプロジェクトです。私どもの開業当時からのクライアントさんです。2016年までお仕事をしました。13年に渡るプロジェクトを端的に説明するのは難しい。ちょうど当時、アドバイザーを退任した時の記録がブログに残っていましたので、以下、その一部を転載して事例紹介とします。

『先日の6月16日、新潟市において、新潟県酒造組合さんの総会があり、私もその場に呼ばれました。これは私の退任の場でもありました。私が独立して間もない、まだクライアントさんもろくにいなかった頃からお仕事を頂き、一緒に考え実行してきた13年でした。もう十分にこのクライアントさんと仕事をしたと私も満足しています。私は退任にあたり「10年間の総括と提言」と題した講演をしました。150人ほどの方々の前で、最後の総まとめでした。

「新潟清酒の需要振興に携わり13年が終りました。おかげで新潟清酒は吟醸酒以上のプレミアム・セグメントで圧倒的な日本一のシェア(県別の出荷量ベース)を獲得することができました。また2004年より始まった「にいがた酒の陣」はわずか10年足らずで日本一の集客を誇る、文字通り日本を代表する日本酒祭りとして成長することが出来ました」

図ー6:にいがた酒の陣。2日間で12万人を超す集客

図ー6:にいがた酒の陣。2日間で12万人を超す集客

講演が終わると会場を埋め尽くさんばかりの拍手が起きました。それはずっと続きました。私は万感胸に迫るものを感じながら演台からステージ中央に進み出ました。まだ拍手は続いていました。それどころか拍手はどんどん激しく大きくなっていきました。そんな中、大平俊治組合会長もステージに上がってきてくださいました。握手をして下さり、そしてこの13年間のねぎらいの言葉と記念品を頂きました。拍手はまだ続いていました。私はいつまでもしみじみ感じ入りながら、クライアントさんからの温かい繋がりや信頼を感じていました。

そしてこの13年で「にいがた酒の陣」は2日間で12万人を超す日本最大の日本酒イベントになりました。いまではそれを海外に展開することを始めています。新潟の90社以上ある蔵元の社長さんたちにはコンサルタントという立場を超えて「本当の身内」のようにして頂き、素晴らしい時間を過ごさせて頂きました。』
(2016年6月22日のブログ)
https://www.bmwin.co.jp/magazine/back_number/2016/20160622.html

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