イノベーションで
“未来の市場”を創造する

Ideation

考えられ得るアイデアを数多く並べる

質の高いアイデアは「発想したアイデア数」に比例します。様々なアイデアを比較検討し、組み合わせたり削ったりしながら「アイデアの原石」を磨きます。このとき大事なのがヒューマンインサイトを見つけることです。

Differentiation

ヒューマンインサイトは普通のインサイトと何が違うか？

通常、インサイトとは製品サービスにまつわる顧客の本音や欲求を探すことを言います。ヒューマンインサイトは御社にあまり馴染みのない「未知の領域の生活者のライフシーン全般」に存在するインサイトを意味します。

Reason　　　

なぜ、ヒューマンインサイトが必要なのか？

新しい領域のビジネスではベースの情報が不足しているものです。技術主導、アイデア先行で新事業をはじめて、低調に甘んじることも珍しくありません。原因は、未知の領域のインサイトが不足しているからと思われます。一度、まっさらな目で市場・生活者を捉えてはどうでしょうか。

Case study

事例

「未来のお金と銀行の役割」はどのようになるか？

2011年に行ったプロジェクトです。事業コンセプトを創出するためにオープンイノベーション・プラットフォームを使いアイディエーション・コンテストを行いました。 「銀行が顧客にWOWを与えられる、本当に価値のある関係性とはどのようなものでしょうか。 人々とテクノロジーを組み合わせて最高のアイデアを見せてください」というお題に対して70ものアイデアが出てきました。

いまでは一般的になっているキャッシュレス決済や、「身体認証」によって支払いを完了させるアイデアも2011年時点で見られます。 ここには「お金を持ち歩かなくなればもっと気楽に買い物や生活を楽しめるのに」というインサイトが見られます。

 振り返ってみれば、10年以上前のインサイトが現在では顕在化しているのが解ります。
ヒューマンインサイトを探すのはカテゴリーの進化の方向性を見つけることでもあります。