リンクトインを味わってみよう

配信日:2023年1月25日

リンクトイン(LinkedIn)をよく見ます。日本でのリンクトインは他のSNSに比べて存在感が薄いかもしれません。しかし「キャリア」「働き方」が大きく変わりつつある今の時代を考えると、ビジネス系SNSとして今後もっと注目されると思います。なによりフェイスブックなどが「身内」とのコミュニケーション、「内向性」が強いのに対して、リンクトインは「外向性」が強く、更に匿名や偽アカが許されないので炎上やネガティブな発言も皆無。印象としては「まともな人」「向上心の強いビジネスパーソン」「自身のキャリアパスを真剣に考えるビジネスパーソン」が使っているイメージで、僕自身もそういう「場の感覚」を前提に情報発信しています。

僕がリンクトインを初めて知ったのは2017年。海外のイノベーション・プラットフォームの仕事がきっかけでした。当時、グローバル・サミットとでも言うべきプラットフォームにかかわる各国メンバーの世界会議に参加しました。その時に知り合った友人たちがリンクトインで新しい顧客とつながり、仕事をしていることを知りました。当時の僕は「日本では知られていないな」というレベルで、全然そのような取り組みはせずにやってきました。いまでこそリンクトインの記事をこうして書いていますが、僕自身、その活用は2023年時点でもまだまだ不十分だと思っています。

さらに驚いたのは、各国メンバーの多くがリンクトインを転職活動にも使っていたのです。当時から転職でリンクトインを使うのは当たり前でしたし、いまでは日本でもそういうイメージがあります。しかし当時の僕には新鮮でした。当時、日本で転職というと登録型の人材紹介会社が一般的。かつてのヘッドハンター業も随分と庶民的になった感覚でした。しかし海外ではそのような「仲介業者」を排して個人と企業が(しかも縁もゆかりもない者同士が)SNSで「自らをアピールし企業は採用している」。そして、利用者数と使い勝手の良さを考えると「おそらく近い将来、大半の人材紹介会社はリンクトインに凌駕されるだろう」と思った憶えです。それから5年経ちました。公平に言って、まだ「凌駕する」ところまではいけてないようですね。ただその状況が利用者や企業には「競争のない市場」のようで、文字どおり「先行者利益」を手に入れているようです。おそらく今後、日本でもリンクトインの活用は増えるでしょうね。

こちらは僕のリンクトインのアカウントになります。このメルマガとは別の記事をアップしていますので、よければご覧ください。また「つながり」「フォロー」も歓迎です。リンクトインの雰囲気を味わってみてください。今的なビジネスパーソンの嗜好性やネットワーク感を感じられると思います。

linkdin

水野与志朗/リンクトインアカウント

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