仕事の効率を劇的に高める方法
配信日:2016年02月17日
時々、クライアントさんと話していて時間管理の質問をもらうことがあります。仕事が遅れがちになる、または仕事に追われているなどです。私たちはいつもそんな状態のなかで毎日を生き、歳を重ねているように思います。
ちょうど先日、クライアントさんと食事をした時、「いまでは残業も取り締まられていて、6時になると人事総務の人間が職場を回って早く帰るように言ってくる」とも聞きました。残業代の問題のみならずワークライフ・バランスも気にするのが今の会社組織です。
しかし本当に必要で残業しているケースもあるわけで、もし残業せずに帰るとそれだけ取引やビジネスに影響が出るとしたら、結局、どこかでしわ寄せをしなければならないわけです。
他のクライアントさんでも時間管理の話がでました。この会社さんは映像制作がお仕事で基本的に制作スケジュールを目一杯こなすのが日常。どうしても夜遅くまで仕事をするのは当然の習慣になってしまっています。ある時、あまりにスタッフの方の顔色が悪いので「大丈夫ですか」と声をかけたほどです。
仕事の効率を劇的に上げるにはどうしたらよいか?時間管理をうまくやるどころか、時間管理という発想・概念そのものをなくしてしまう良い手があります。
それは「早起き」「朝方生活」を始めることです。実際に私もそうしています。たいていは5時くらいに勝手に目が覚めるので、そのまま起きて8時くらいまでパソコンに向かって仕事をします。このわずか3時間は魔法の時間で、恐ろしく仕事がはかどります。大体、一日の煩わしい仕事はこうしておしまいです。あとは9時や10時からクライアントさんのところに出掛け、楽しいセッションを3つほどやって、夕方18時には家に帰ります。
そのような生活なので、時間管理について聞かれると、私の答えはいつも「早起きしましょう」「朝の静かな気持ちよい時間に一日の仕事を終えてしまいましょう」となります。当然、夜は早く寝ることになります。9時から10時には就寝します。これはこれで非常に健康的です。
何よりも早起きを習慣にすると、仕事の効率がめちゃくちゃ上がるだけでなく、本当にやりたいことが出来るようになります。それほど朝の時間というのは時間の流れがゆっくりで、頭のなかもスッキリしていて、余裕があって、自分で時間をコントロールしている感覚がある、人生を変えられる時間なのです。