配信日:2014年11月12日
よく50歳からのキャリアをどうしようかと考えます。私は現在、46歳。あと3年半で50歳です。人によっては「50歳になったら仕事の量を減らしたい」「悠悠自適でいきたい」などと言います。
もし身近なひとがそのように言うのであれば、「50歳が一番働き盛り。何を言っているのか」と私なら反対します。会社で言えば、ようやく役員になれる年です。そんなエキサイティングな時に「仕事の量を減らしたい」など言語道断。むしろ「これまでのキャリアを開花させ、全社を挙げて仕事の手綱を持つ時」と言います。
出来るだけビジョンを描くことから始まります。「志を高く持ってほしい」と願います。ビジョンなくして何かを成し遂げるのは難しいものです。例えば、マラソンもそうです。42.195キロも、コースやゴールが見えているからペース配分が出来るのです。ただ走れと言われても、普通は5分でイヤになります。
私が思い描く50代は、もっと教育視点を強くした経営者、経営コンサルタントであることです。私のところには部下も社員もいませんので、そういう意味では社会に向けた教育活動を意味します。経営者向けの『ミリオネア100人創出プロジェクト』もその文脈で語れると思います。また、私が役員をやっている会社では直接、語ることも出来ます。
やはり若い人の教育が大事だと思います。躾(しつけ)と同じで、若い時から厳しく育てられた人は、後々ビジネスマンとして立派な仕事をするものです。思うに、教育を受けるにはある適齢期があるように感じます。おそらく35歳までがリミットです。それまでにしっかりと育てられた人、または実務を通じて死ぬほど頑張った人は、やはり強い。仕事というものが骨身にしみてわかっていて、プロとして十分な成果を出してくれます。
「若い人を育てる」文化がある会社は、結果、人材輩出企業になれるようです。例えば、クライアントさんを見ていても、業界を牽引するようなポジションの会社は、やはりそのような能力と人格・品格を備えた人材が多いものです。
若い時に上司(優秀な上司)が鍛えてくれるというのは本当にありがたいことだと、いまさらながら思い返すことも多々あります。この辺の話は、おそらく来年の春ごろに、拙著『紹介が紹介を生むコンサルタントになる法(同文館出版)』の続編が出版されますので、そのなかで私自身の体験談をお話したいと思います。私も若い人を鍛えたいと思っています。しかも効率的、効果的に。その一つのアプローチがアプリ版ビデオ講座『決定版!極めるブランディング戦略』です。メルマガを読んでくださっている方には先週紹介しましたが、ホームページだけをご覧の方はまだ知らないと思います。(リンクを貼っておきます)このアプリはブランディング、マーケティングの専門家としてキャリアを6か月で開花させるプログラムです。Appストアに登場して一週間ですから、まだあまりダウンロードされていないでしょう。今後はフェイスブックで広告もやらなければと思いますし、なによりみなさんからの紹介が必要です。身近にブランディングの勉強が必要な若い人がいたら、是非、勧めてください。1ヵ月に2回、最新の講座をアップロードしていきます。
このようなビジネス教育のための教材をもっと世の中に出し、将来の日本を支える若い人に、専門的で使えるブランディング、マーケティングの考え方やノウハウをマスレベルで浸透させること。これが私の50代のプロジェクトのひとつです。50歳まで、まだ3年半ありますが時間はありません。その活動は既に始まっています。